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治療風景

治療風景

一般的にはベッドに横になって行われますが、この医学の治療は座位なのです。
これは、鍼を刺入した時の衝撃を丹田で受け止めるためです。0.05ミリほどのとても細い鍼ですが、穴に入った瞬間、少なからずの衝撃が全身に走ります。この衝撃を丹田できちんと受け止めることは、よく病気の回復を助けるのです。

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治療の最初は「脈診 みゃくしん」です。
脈診 みゃくしん

左右の手首で合計12種類の経脈の状態を調べます。
人の体は主に12種類の気の流れ「経脈」で形成、維持されています。
だから病気がある場合、その原因は1種類あるいは複数の経脈に異常があるためなのです。
どの経脈にどのような異常が起きているのか、それを知るために行うのが「脈診」です。
「脈診」によって、その人の病気を知ることができます。
不思議かもしれませんが、その人の性格や生活習慣も知ることができる場合もあります。

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次に「取穴 しゅけつ」をします。
取穴 しゅけつ

これは「穴 ツボ」を取ることです。
「ツボ」とは、経脈中に流れる気が出入りするポイントです。
これは経脈の気を動かすことができる唯一の部分です。
「脈診」で知った「経脈」の気の異常を正すためには、気を動かさなければなりません。
そこで使うのが「ツボ」なのです。
そして道具は「鍼 はり」です。
「鍼」を使って「ツボ」にアプローチします。
そうして「経脈」の気を動かします。
それが治療となるのです。

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ようやく「鍼」で「ツボ」にアタックします。
「撚鍼 ねんしん」という技です。
撚鍼 ねんしん

「ツボ」は非常に小さなポイントです。
100分の数ミリと言われています。
しかも正確に気を動かすためには、「ツボ」の真ん中に「鍼」を挿入しなければなりません。
そこで「鍼」を正確に挿入するために考えられた技が「撚鍼」です。
直接、鍼を持って、その鍼先を「ツボ」の中心に挿入する方法なのです。

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「取穴」したすべての「ツボ」に鍼を挿入したら、
次は「置鍼 ちしん」です。
置鍼 ちしん

鍼を挿入したまま時間を置くことです。
「経脈」の気を動かすためには、時間がかかります。
さくらガーデンの治療は、約30分で全身を1回周流する気の流れを使っています。
そこで「置鍼」時間は30分、60分、90分となります。
今は「置鍼」時間に60分を選んでいます。
この時間は、病気の状態によって変わる場合があります。

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最期に背中の治療で締めくくりです。
最期に背中の治療で締めくくりです。

背中には各臓腑に深く関わる「ツボ」があります。
そこで全身の調整として背中の治療をします。
もちろん、肩こりや腰痛など背中に症状がある場合もこの時治療をします。
手足とは異なり、背中は即刺・即抜といって、鍼は刺してすぐに抜きます。

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以上で治療は終了です。
以上で治療は終了です。

治療の痕は1時間以内は飲食・入浴を避けてください。
飲食や入浴は気を大きく動かすのです。
経脈の気を治療で調えたばかりなので、少しの間、1時間ぐらいはそのままで居て欲しいのです。