腰痛

腰は身体の要ですから、ここに痛みがあると本当につらいものです。

一時的な痛みでもしんどいですが、慢性的なものになると生活の質に影響がおこります。

さて、腰を維持しているのは、足太陽という気の流れです。

腰痛の大半にこの流れの異変が関わっています。

だから、まずこの流れの状態を確認します。

下の写真は気の流れをビジュアル化した人形です。

足太陽という流れは背骨の両脇を流れる黒い線です。

左右に計4本あります。

この流れは後頭部から背中中心を下降してお尻から踵、足の小指まで続きます。

 

 

この流れの異変が腰痛の原因のベースです。

この流れが氾濫していることが大半です。

慢性的に腰に痛みや違和感がある、時々ギックリ腰をする、かがみ仕事をすると痛む、などの症状はこれが原因です。

そこで治療は氾濫した気を減らしていくことになります。

気を減らすツボに鍼を刺入して気を操作するのです。

その際、他の気の流れも整えていきますから、心身全体的に改善が見られます。

腰痛だからといって腰だけが悪いことはほとんどありません。

私たちは部品の寄せ集めではありません。

全体で一つなのです。