2026/10/10
こんな質問をいただきました。
『先生は以前「心は五臓六腑の活動で生じる」とおっしゃっていましたが、脳の働きは心ではないのですか?』
脳はコンピューターです。
知覚情報が神経細胞の電気信号から脳の海馬領域の神経細胞に届くことが分かっています。
1つの知覚情報は、海馬の中の1つの神経細胞に記録されるのです。1対1対応です。
つまり記憶というものが神経細胞の働きだと物質的な形で証明されたのです。
例えばあなたがAさんに会ったとします。
するとAさんという情報が神経細胞の電気信号となって海馬の神経細胞に届きそこに保存されるということです。
しかしそれは記憶のメカニズムを物質レベルで見える化しただけです。
感情の正体ではありません。
知覚の記憶と感情は全くの別物です。
ハードディスクにデータを記録することで感情は生じません。
脳はコンピューターでありハードディスクです。
コンピューターから自発的な感情は生じません。
電気刺激が脳のどの部位にしまわれるか。
それは分析機器の品質性能向上でどんどん解析されます。
しかし脳のどこにどのような電気刺激がしまわれるか、
1つ1つ解明できてもそれが感情の正体をつかむことにはなりません。
感情は気の動きだからです。
気は働きはあっても、手で触ったり眼で見たりすることはできないものです。
気の流れは生物そのものです。
気の流れを内包しているから生きているのです。
気の動きが感情です。
そして気の流れは五臓六腑がつかさどっています。
感情とは五臓六腑の活動の発露なのです。
脳と言うコンピューターにどのようにデータが保存されるか
それをいくら解明しても感情の正体は分かるはずがないのです。
感情つまり心は一瞬一瞬の五臓六腑の活動から生まれています。

